中国の消費税

中国の消費税は日本の消費税とは異なり、特定のぜいたく品に対して
課税される「奢侈税」(shechishui)なるものがあった。(以下消費税)
これを中国では消費税とみなしている。

ということは逆に言えば、消費税がかかっているもの、
中国では何がぜいたく品なのかがわかるのではないか・・・
なかなかおもしろい!!

それから中国の消費税は、奢侈性の高い物品および環境汚染製品に対して
課税するも個別消費税と定義されている。
このぜいたく品(消費税がかかっている)は随時更新されていく。
節目節目でぜいたく品が徐々に加えられていくようなかんじだ。

例えば、1994年に中国で消費税が導入された時点では、
たったの11品目だけに消費税が課せられることになった。
紹介しよう、下記のものがぜいたく品で消費税がかかるもの。
・タバコ
・お酒とアルコール
・化粧品
・皮膚頭髪保護関連用品
・貴金属・宝石・アクセサリー
・花火や爆竹
・ガソリン
ディーゼル
・自動車のタイヤ
・オートバイ
・自動車

そしてさらに2006年に新たに下記のものがぜいたく品が追加された。
・ゴルフ関連用品
・高級腕時計
・レジャーボート
・使い捨て割り箸
・木製床板
・潤滑油、燃料油、航空燃料

高級腕時計は1万元(13万円)以上のものが対象らしい。
あとは大排気量エンジンを搭載する車(4000cc以上)は税率40%と異様に高い。
小型車(1000cc未満)は税率1%と安い。
なんかおもしろいものまでが課税対象になっているけど・・・そんなものより他のものを課税したほうがいいんじゃないか・・・ってね。

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